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小集団改善活動

ものづくり現場において、小集団改善活動はコミュニケーションの場です。ものづくり現場の作業者は、情報共有の機会として小集団改善活動があります。担当する工程で発生した問題や気付いたことを小集団改善活動の中で情報共有を図り、改善に結びつけていきます。ものづくり現場では作業者相互の作業内容が理解しやすいです。そのため参加メンバーが一丸となって、発生した問題に取り組み改善していくことで、モチベーション向上・貢献意欲向上にも繋がっていきます。

 

近年、ものづくり現場以外でも小集団改善活動を取り入れているところがあります。しかしながら、改善という目的が先行し、主業務以外の余計な業務をやらされている、という「やらされ」感が発生し活動停滞となることが多々あります。

改善という目的は一旦忘れて、メンバーの困っていることを聞く機会を定期的に作ることで、チーム内のコミュニケーションが活性化し、相互に支援する風土も醸成されてきます。

 

 

チームリーダーは、常に顧客志向、人間性尊重、利益確保という視点で、メンバーのコミュニケーション機会を作っていくことが重要です。