仕事を進める上で、不具合の発生や失敗はつきものです。しかし、そのまま放置しておいたら、また同じ過ちを繰り返します。QCストーリーは、不具合や失敗の背景にある問題点の根本原因を突き止め、二度と同じ過ちを繰り返さないように再発防止するための手法です。
QCストーリーは、大きく問題解決型と課題解決型のステップがあります。問題解決型の定石のステップは以下の通りです。
① 現状把握と現状への対処(直接原因の特定と処置)
② 問題点の特定
③ 問題設定と阻害要因の分析
④ 対策の立案
⑤ 対策の効果検証
⑥ 対策の導入管理
「なぜを5回繰り返せ」など、なぜなぜ分析とも言われていますが、問題点の特定をせずに「なぜ、なぜ」と始めてしまい、迷宮入りするケースを多くの現場で見かけます。
三現主義に基づいて現状を分析し、問題点を特定することが重要です。
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