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第7回事業再構築補助金

今日は、第7回事業再構築補助金の申請締切日です。

 

今回も事業計画書の内容チェックをする機会をいただき、多くの申請事業者の取り組みを拝見いたしました。

やりたい事業はわかりますが、既存事業における課題が明確になっていない、新事業が将来ビジョンへ向かう足掛かりとした方向性を示せていない、といったようなものが散見されました。新事業に取り組むことによって、既存事業での課題を解決しながら成長していくストーリーを描けているかは重要なポイントと考えています。さらに、顧客の抱える課題、地域社会で抱える課題を深く分析し、その課題解決の一つの手段として新事業の活動があると、新事業を行う意義も明確になってきます。

 

また、「先端的なデジタル技術の活用」は、中小企業にとってはまだまだハードルが高いようで、SNS、EC、決済端末などの一般的なICT技術の活用はありますが、AI、IoTといった先端技術の活用例は少ないと感じました。デジタル技術は日進月歩で進化しています。AI、IoT、VR、ビッグデータなど、中小企業でも手軽に活用できるような提案をしていきたいです。そのためにも先進的に取り組んでいる先端デジタル技術の活用事例の水平展開は重要で、先端的なデジタル技術の活用による中小企業の生産性向上へ取り組んでいかなければなりません。